4月から、大学や専門学校に入学される方、就職される方が多いかと思います。
ただ、地元を離れて違う地域に新生活を迎えるとなると、不安になる人もいるんじゃないでしょうか。
特に「東京」など、大都会になるほど、その不安は大きくなるかもしれません。
大都会アは人口が多い分、それだけ「犯罪」も多いです。
そんな人に向けて、東京23区の中に絞った話ですが、東京23区の「犯罪率」、「犯罪件数」がどの程度なのか調べてみました。
東京23区で、新生活を考えている人、特に女性の方は、参考になればと思います。
なお、令和3年(2021年)警視庁が発表しているデータと、東京都のデータを元に計算しています。
令和3年 区市町村の町丁別、罪種別及び手口別認知件数(XLSXファイル:1,338KB)
令和3年(2021年)の東京23区の犯罪率
まず、人口当たりの犯罪件数である「犯罪率」を23区の中でランク付けして、表にしたのが次の画像です。
ちなみに、人口1,000人あたりに発生する犯罪件数の割合を求めたものを「犯罪率」という列に記載しています。
下になればなるほど、犯罪率が高くなる=「治安が悪い」ことになります。
ざっくり確認すると、「文京区」、「杉並区」、「練馬区」などは「治安が良い」傾向があり、「渋谷区」、「新宿区」、「中央区」、「千代田区」などが、「治安が悪い」傾向が読み取れます。
「千代田区」が最も治安が悪い結果になっていまですが、ちょっとそのイメージはなかったので、意外な結果でした。
逆に「治安が良い」傾向の「文京区」、「杉並区」、「練馬区」は、なんか納得できる結果となっています。
令和3年(2021年)の東京23区の犯罪件数
次は、「犯罪件数」のランク表です。
どちらかというと、こっちは人口が多いほど犯罪件数も多くなるため、参考程度にとどめておいた方がいいかもしれません。
やっぱり、人口の多さに比例して、犯罪件数大きくなる傾向がありますね。
その中でも、人口も少ない文京区が犯罪件数が少ないのは納得ですが、この「文京区」はさきほどの「犯罪率」でも「治安が良い」方で№1でした。
なので、数字だけから言うと、23区の中で一番安心して暮らせるのは「文京区」だといえます。
(あくまでも犯罪率の観点から)
文京区は東京大学があることで有名ですが、森鴎外、夏目漱石などの文豪たちが住んでいた地域でもあり、閑静な住宅街となっているのが特徴です。
東京23区での女性の一人暮らしは「治安の良さ」も重要
東京23区といっても、いろんな地域があります。
20代女性があこがれる地区として、吉祥寺、恵比寿、渋谷、新宿、中目黒などがあるようですが、このあたりは、人気もあるため賃貸も総じて高くなります。
しかも、渋谷、新宿などは「治安が悪い地区」となるため、居住先としては慎重になった方がいいかもしれません。
今回は、23区の治安について記事にしました。
いずれにしろ、女性の一人暮らしとなる引っ越先は、治安以外も含めて、「金銭的に無理なく」、「住みやすく」「安心して」住めるところを、納得いくまで検討した方がいいでしょう。
警視庁犯罪情報マップも有効利用!
警視庁生活安全部の公式ツイッターで次のようなメッセージが書き込まれていました。
東京都内の犯罪状況が地図でわかるサイトがあるようです。
#新生活 に向けて #引っ越し を検討中の皆さん、今話題の #警視庁犯罪情報マップ(https://t.co/gm9cLE2sA5) をご存じですか❓
東京都内の犯罪発生状況を地図上に表示させることができますので、引っ越し先の検討にお役立てください。
⭐️住みたい地域の治安状況を『時系列』機能で見てみましょう❗️ pic.twitter.com/FlMTFHf1jQ— 警視庁生活安全部 (@MPD_yokushi) January 19, 2023
都内に勤務や在住をしている女性は、こういう情報も抑えてたが方ががいいかもしれないですね。